腐葉土作りに挑戦

2011年6月
2011年6月

「学校に出た枯れ葉、剪定の枝、刈った草などをゴミにしない」

と、各学校を回り訴え続けているK島さんの心意気に打たれ、東丘小学校の片隅を借りて

腐葉土作りをすることに。

 

日当たりは悪いけれど、少し場所を借りてお花畑も。

 

2011年6月18日、まずは枯れ葉を集め

ブロックで囲む。

 

 

 

2011年8月1日 

 

この日はK島さんにお願いして、腐葉土の作り方をお勉強。

 こちら

 

2012年4月16日

 

発酵を進めるためにブルーシートをかけて

たまに水を撒く。隣にも用務員さんが刈り草を積んで

大きな山になった。

 

ところが・・・・・・・

2012年5月28日

K島さんに宿題をいただき

公園の竹4本を運び出す。

こちら

2012年7月27日

 

芝生の処理に関していろいろ問題が起きたことから

芝生の腐葉土化について

委員会と大阪府の担当者、

そして府立環境農林水産総合研究所の研究員の方の

研修会が開かれ、私達の腐葉土を見ていただくことになった。

 

竹で囲んだ枯れ葉のみの場所は順調に発酵が進んでいるが

刈り芝が積んであるところは

タール状になり、異臭を放つ。

とりあえず、刈り芝は枯れ葉の中に混ぜ込むことで

芝生委員会と合意。

 

研究員の方から、札幌市の資料をいただく。

この方法で、成功している地域もあるので、研究していきたい。

こちら

 

 

 

2012年9月

9月10日、Kさんから「ふるったらいつでも使える腐葉土になっているよ」との連絡が入る。

こんな感じで、ふるいにかけます。

 

ふるった腐葉土は、あじさいの植え付け、ジオメゾンの園芸部にも

また、子ども教室の畑にも使ってもらうことが出来た。

2012年12月

枯れ葉の季節、学校の用務員さんがたくさん築山に枯れ葉を運んでくださり

腐葉土コーナーは、枯れ葉でいっぱい。

 

しかし、築山は子ども達の遊び場で竹の柵があると危ないとの指摘があり、

腐葉土置き場を新たに作ることになった。

今度は、校長先生にも立ち会っていただき、柵を作ることに。

一般の方にも二人お手伝いに参加していただき

試行錯誤。

2013年1月

左はKさん作の可動式柵、

右は、私達の力作。

築山の枯れ葉をここへ移すのも結構くたびれました。

このコーナーは、実験用。

左は 枯れ葉だけ

中は 枯れ葉とぬか

右は枯れ葉とぬかと発酵促進剤。

 

子ども達にも見て学習してもらえればうれしい。

10日後の写真。もう、なんとなく結果が出ているような?

2013年6月

2度の切り返しを経て、アジサイの時期には腐葉土完成!

 

2013年11月

実験用の柵内も完成し、土を寄せていると、いつもとは違う大きな幼虫発見。

これは間違いなく、カブトムシの幼虫。

その時気がついたのだが、幼虫は枯れ葉だけで作った腐葉土の中にしか

いないこと。糠や発酵促進剤の場所には1匹もいなかった。

 

秋の植え付けにはこの腐葉土を使って、今年スカウトが挿し木した苗を植え付ける。